後智仁
後智仁は1971年東京都生まれ。1991年に武蔵野美術大学短期大学部グラフィックデザイン科へ入学し、1993年に同大学視覚伝達デザイン学科へ編入しました。1995年に株式会社博報堂へ入社、2008年に同社を退社した後に株式会社WHITE DESIGNを設立。クリエイティブディレクター、アートディレクターとして現在も活躍しています。2011年頃より、大学時代から温めていた‘硬いもの、柔らかいもの’および‘有機的な曲線上の点を減らすことによる直線化が起こす絵の崩壊とその段階’というコンセプトに基づいて作品制作を開始しました。2019年からヒロ杉山氏にアート活動の本格化を勧められたことをきっかけに、同氏主催のWAVE TOKYOにてインスタレーション作品「BALLOON」を、2020年には写真作品「BALLOON/PUBLIC PRESSURE」、そして2021年には立体作品「BALLOON/PINK」「BALLOON/BLUE」を発表します。2022年には自身初の個展となる「Pointed」をMAKI Gallery / 表参道で開催し、2023年にはまえばしガレリアでの個展「NEW NUDE」が好評を博した後は、アーティストとしての益々の飛躍が期待されています。