マイケル・ケーガン
1980年ヴァージニア州生まれのマイケル・ケーガンは、2003年にジョージ・ワシントン大学を卒業後、2005年にNew York Academy of Artにて修士号を取得し、同大学院で特別研究員を務めました。現在、ニューヨーク州ブルックリンを拠点に活動しています。宇宙飛行士やロケット、山頂やサーファーなど人間が自らの限界を超えていく状況を捉えたアイコニックなイメージを題材に、鮮やかな色と落ち着いた色のペイントをリズミカルな筆致で織り合わせることで、鑑賞者の視点によって抽象表現と具象表現の狭間でせめぎ合うようなハイコントラストの油彩画を制作します。
近年の主な個展に「To The Moon」MAKI Gallery(東京、2022年)、「It Lasts Forever」Almine Rech Gallery(ロンドン、2022年)、「How We Remember」Almine Rech Gallery(ブリュッセル、2021年)、「It’s Never Over」Over the Influence(香港、2021年)、「We Have Felt The Ground Shake」Bill Brady Gallery(マイアミ、2018年)そして「Summit Push」Half Gallery(ニューヨーク、2017年)がある他、全米各地やヨーロッパでグループ展に多数参加しています。2019年には自身初となる美術館個展「I Was There When It Happened」がヴァージニア現代美術館で開催されました。