このたびMAKI GalleryとWood Kusaka StudiosはJonas Wood『24 Tennis Court Drawings』を出版いたしました。 本書は2018年にシカゴのShane Campbell Galleryで開催されたジョナス・ウッドの展覧会「Tennis Court Drawings」で初めて発表された、24点にも及ぶウッドの連作に焦点をあてたカタログになります。これら大スケールのドローイングは、様々なテニスの国際トーナメントの様子をウッドによるフィジカルスペースへの独自の解釈を通して描かれており、2016年から2018年にかけて制作されました。 このカタログに掲載している24点の作品は、現在MAKI Collectionにて常設展示されており、2025年までにロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)に収蔵されることが決定しております。カタログには掲載作品に関する貴重なスタジオ制作風景の他、テニスコート作品への理解をより深めるための手掛かりとなる制作秘話、本作品に対しての思い入れなどが語られているジョナス・ウッドスタジオ対談が収められています。 作家の代表作のひとつであるテニスコート作品の魅力をJonas Wood『24 Tennis Court Drawings』を通して感じていただければと思います。 ジョナス・ウッド 1977年ボストン出身のジョナス・ウッドは自身の人生からインスピレーションを得て、静物、風景、インテリア、友人や家族のポートレートなどのイメージを独自に再構築しながら、鮮やかな色彩と複雑な形状のレイヤー構成へ落とし込んでいます。印象派、キュービズム、ポップアートなど美術史のさまざまな流れを汲みながらも、個人的で現代的なタッチを加えた絵画、ドローイング、版画などの幅広い作品を発表しています。
本書は2018年にシカゴのShane Campbell Galleryで開催されたジョナス・ウッドの展覧会「Tennis Court Drawings」で初めて発表された、24点にも及ぶウッドの連作に焦点をあてたカタログになります。これら大スケールのドローイングは、様々なテニスの国際トーナメントの様子をウッドによるフィジカルスペースへの独自の解釈を通して描かれており、2016年から2018年にかけて制作されました。
このカタログに掲載している24点の作品は、現在MAKI Collectionにて常設展示されており、2025年までにロサンゼルス・カウンティ美術館(LACMA)に収蔵されることが決定しております。カタログには掲載作品に関する貴重なスタジオ制作風景の他、テニスコート作品への理解をより深めるための手掛かりとなる制作秘話、本作品に対しての思い入れなどが語られているジョナス・ウッドスタジオ対談が収められています。
作家の代表作のひとつであるテニスコート作品の魅力をJonas Wood『24 Tennis Court Drawings』を通して感じていただければと思います。
ジョナス・ウッド
1977年ボストン出身のジョナス・ウッドは自身の人生からインスピレーションを得て、静物、風景、インテリア、友人や家族のポートレートなどのイメージを独自に再構築しながら、鮮やかな色彩と複雑な形状のレイヤー構成へ落とし込んでいます。印象派、キュービズム、ポップアートなど美術史のさまざまな流れを汲みながらも、個人的で現代的なタッチを加えた絵画、ドローイング、版画などの幅広い作品を発表しています。